トリしらべぇ。

いろんなところにアンテナを張って、情報の風をキャッチします。

vol.66 インドのコーヒー豆

こんにちは。

 

前回焙煎した際に気になっていた、インドのコーヒー豆を焙煎してきました。

 

今回もスタッフ青山さん(以下:青)の下、安全に焙煎を進めていきます。

 

僕:「こんにちは、今日は予告通りインドの豆を焙煎します」

 

青:「こんにちは、いくつか種類がありますがどれにしますか?」

 

僕:「うーんと…」

 

青:「とりあえず飲んでから決めましょうか」

 

ということで試飲。

 

アバンティ ミディアムロースト」「SNL(番号忘れました)シティロースト」

 

僕:「独特な味がします」

 

青:「この他、PSDという種類があります」

 

僕:「アバンティとPSD、それと新しく入荷したブラジルにします」

 

青:「今回のブラジルは、ブラジルの中でもフルーティな感じがします」

 

僕:「フルーティ?ここのコロンビアみたいな(オレンジっぽい)感じですか?」

 

青:「いえ、ブラジルはブラジルなので、あくまでもその中での印象です」

 

僕:「そうですか、気になりますねー」

 

インドのコーヒー豆は飲んでも印象が掴みづらく、前回までと違い「こんな感じにしよう」というイメージが決めにくかったですが、ブラジルとアバンティはミディアム、PSDはシティ、にしようと何となく決めました。

 

ということでレッツ焙煎。

 

~暖機中~

 

僕:「そういえば今日はJCRCの決勝の中日ですね」

 

青:「ええ、加藤さんは知り合いの応援に行ってますよ」

 

僕:「いいなー」

 

丁度この日はSCAJ協会主催のジャパン・コーヒー・ロースター・チャンピオンシップ(JCRC)の本焙煎の日でした。聞けば決勝では、前日に焙煎の練習やどんなコーヒーを作るか決め、中日に本番、最終日にカッピングや公表と、三日間もかかることを知りました。

 

~暖機後~

 

僕:「えーと、PSDがシティなので初めにやります。ミディアムは久しぶりなので後にします」

 

投入温度まで下がったので豆をザザーと投入!再点火!と同時にタ、タイマーが…ほんのちょっと手が届かない位置に!

 

青:スッ、(ピッ)←タイマー押した音

 

僕:「…ありがとうございます」

 

青:「いえいえ」

 

僕:「あ、今回は窯出しのタイミングを自分で決めてやってみようと思います!」

 

青:「分かりました。なるべく何も言いませんね」

 

僕:「既に助けられてますけどね(笑)」

 

青:「今回のインドの豆は前もお話しましたが、ハゼのタイミングが読みづらかったり、前回まで焙煎していた物とはまた少し勝手が違います」

 

僕:「えーと、温度や時間、色味で観るんでしたっけ?」

 

青:「そうですね。あとは、後半の温度が他の物より上がりやすかったりしますので注意してみていてください」

 

僕:「分かりました、やってみます」

 

僕:「温度を上げてみようかな、うーん」

 

青:「温度の上がり方は順調です」

 

僕:「…はじめてなのでヘタにいじらずにこのままでいきます!」

 

~数分後~

 

パチパチッ

 

僕:「あ、ハゼがはじまりました」

 

パチパチパチッ

 

僕:「(気持ちハゼが細かいような気が…)2ハゼも混じってます?」

 

青:「いえ、1ハゼですね」

 

僕:「(前回までのメモを見ながら)あ、ホントだ気のせいでした、まだそんな時間と温度じゃないですね」

 

しばらくして、温度と時間、色合いを観ながら窯から出す時間が近づいてきました。

 

僕:「(お、良い色になってる、時間と温度も良し)…そろそろ出しますー」

 

豆ザザー

 

僕:「きちんとシティになってます?」

 

青:「はい、なってます」

 

僕:「(ホッ)アバンティの準備をします(ゴソゴソ)」

 

青:「そういえば、今回のブラジルを淹れてみたんで飲んでみてください」

 

僕:「ありがとうございます…フルーティってこういう感じのことですか」

 

青:「飲んだ最初の感じが少しフルーティで、飲んだ後はブラジルらしい印象です」

 

僕:「いろいろあるもんですね」

 

青:「精製の仕方などでも味の印象は変わりますからね」

 

この後のアバンティとブラジルも、なんとか予定通りミディアムローストの枠に収めました。

 

僕:「アバンティは浅め寄り、ブラジルは深め寄りのタイミングで出してみました」

 

青:「飲んでみましょう」

 

ということで、レッツ試飲。

 

今回は、ミディアムローストのものをカッピング、シティをメタルドリッパーで抽出してみました。

 

僕:「アバンティは不思議な感じがします」

 

青:「あ、予想とは違う味がして面白いです」

 

僕:「ブラジルは…うん、さっき飲んだものより落ち着いてますが、こんなイメージです」

 

青:「優しい味がしますね」

 

僕:「PSDは、シティの落ち着いた感じです、けどやっぱり不思議」

 

青:「メタルドリッパーで淹れている分、いつもと違うのもありますね」

 

僕:「メタル、面白いですね」

 

と、こんな感じでこの日の焙煎は終了、ですが、溜まったチャフの掃除などもできるようになりたかったので、ごく簡単にですが、掃除の仕方を教わりました。

 

これからもできるだけ綺麗にしてから帰ろうと思います。

 

今日はこの辺で。