トリしらべぇ。

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vol.73 SCAJ2018に行ってきたよ(その1)

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初めてビックサイトに来ました。

こんにちは。

 

今日はSCAJ(Speciality Coffee Association of Japan)のイベント

ワールド スペシャルティ コーヒー カンファレンス アンド エキシビジョン2018に行ってきました。名前が長くてスラスラ言えた試しがありません。

 

以前に参加したカッピングセミナー参加者にはこのカンファへの招待チケットも特典に付いてきていたものの、「ん~日程が合うかいな」と半分諦めていたのですが、いざ日程が出てみると、唯一水曜日だけは参加できたので、行くしかない!となりました。

 

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会場入り口

会場の入り口からすでにコーヒーの香りが漂ってきます。

 

会場に入ってみると先ずFNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)のブースが目に飛び込んできます。ナリーニョやエメラルドマウンテンなどなど、有名な名前のコーヒーをのっけから飲みまくれます。至福。

 

このブースではイケメンコロンビアお兄さんがQRコードのパネルを持ちながら、「フェイスブックツイッターでフォローしてくれたらトートバッグあげるヨ」キャンペーンをやっていたのでさっそくフォローしてゲットしました、やはり女性が多かった気がします。何という策士。

 

さらに『コロンビアコーヒーのイメージキャラクターのモデル、フアン・バルデスが持っている「カリエル」と呼ばれるバッグを1名様にあげるヨ』キャンペーンまでやっていました。個人的に若いイケメン兄さんよりイカしてますが、まさか実在するとは思ってませんでした。

 

僕はさっそくクイズに答えて、回答用紙を回収箱にシュート!超エキサイティーング!(タカラトミーのアレのCM参照)してきました。当たったら僕もフアンバルデス

 

と、浮き足気味にブースを回っていたら、イベントブースで「コーヒー利き選手権」なるものをやっていました。

 

「おおー面白そう」と遠目から観ていたら、前方に見たことのある後ろ姿のお二人がいてですね…。

 

「いつか珈琲」の加藤さんと近藤さんでした。隣にはエチオピア・アラカの輸入をしている「トランスシーガル」の方もいて、皆さんお知り合いが参加されるということもあってキラキラとした笑顔、しかし真剣な眼差しで見守っていて、参加者並みにまぶしくて熱い様子です。

 

加藤さん曰く「今回からカッピングする検体がグレードも含めてのカッピング」になったそうです。エチオピアのG‐1とG‐4、グァテマラのSHBとEPW、ブラジルのNO,2とNO,4/5、さらにマンデリンのG-1とG-3と「計8種類の違い」を当てなければなりません。

 

そして、この8種類を当てた正解者が複数いる場合、サドンデスでこの中から1種類をカッピングして当てるという、聞いてるだけでヤワなハートがサドンデスになりそうな内容です。

 

このコーヒー利き、参加者の中にはSCAJのカッピング大会で上位者に入る人もいるそうです。ちなみに「コーヒーマイスター」の有資格者のみの参加で、近藤さんも以前参加したことがあるそうで、サドンデス勝負したそうです。

 

 

生産地とグレード、それぞれの風味の違いを「理解・経験して」おかなければならず、さらにサドンデスで「一種類の検体を複数の選択肢から決める」。試験のマークシートで「迷ってアウトになるタイプの人」には、どれだけ緊張感があるか分かりますよね?

 

と考えている内に、近藤さんからカメラを渡され「ちょっとの間」撮影アシスタントになってました。久しぶりにカメラを触ったので、最初は座って撮っていたのですが、気付けばブースの周りをチョコチョコ動いていました。

 

「門前の小僧スタイル」で覚えたふんわり撮影技術を存分に発揮しました。腕前は門外の小僧レベルなんで許してください。

 

なんてこと言っている間に10何人いた参加者が、6名に絞られサドンデス!

検体をカッピングして出た6名の回答は、

1名がエチオピアG-1

1名がエチオピアG-4

4名がグアテマラSHB

と3つに分かれました。

 

 

そして正解は、エチオピアG-1!

 

ポイントは「モカ臭と呼ばれる独特の香りが判別できたか」、「グレードによる品質の違いを判別できたか」ってことらしいのですが、主催者側も今回のエチオピアG-4が「モカ臭が良く出ていたので難しいところだった」とコメントしていました。

 

ちょうどグレーディング(格付け)の説明がありました。

各地域で基準に違いがあり、標高や豆の大きさだったりするので、グレードの違いがあっても、実際に飲む検体にその差が分かりやすく反映されるかというと、実際に飲むカップでも個体差があるのかなと思いました。

 

最後は皆で拍手して健闘を称えていました、参加者も笑顔、爽やかでカッコよかったです。

 

 

長くなりそうなんで今日はこの辺で。