トリしらべぇ。

いろんなところにアンテナを張って、情報の風をキャッチします。

vol.44 カッコいいコーヒーの淹れ方

こんにちは。

 

随分前に行った「コーヒーハウス ニシヤ」さんについて書こうと思います。

 

渋谷の青山学院大学のキャンパスから並木橋交差点へと抜ける道を少し歩くとあるお店です。

 

このお店を知ったのは人づてなのですが、そのエピソードが印象深くて行ってみようとなりました。

 

・牛乳パックを取り出すときにクルッと回す。

エスプレッソマシンの抽出器具を「スーっ」と引いて、一回「カンッ」と軽く叩く。

・動作に一定のリズムがある。

・カウンター内を何歩で歩けるか決めている。

 

などなど、なんというか所作にニシヤさん流の美学があるらしく、話を聞いているうちにすごく気になりました。

 

店内はカウンター席で、店の中向きか外向き、なんですが何となくカウンター席は常連さんの席かなと思って外向きの席に座りました。

 

しかし、これでは所作は見れません。

 

注文したのはブレンド、ここでは全てエスプレッソマシンで抽出を行っているようでした。そう、エスプレッソマシンでも調節すればそんなに濃くないものを飲めるんです。

 

で、やっぱり気になるので、何となく窓越しにボーっと見ていると、やはり作っている動きに一定のリズム、というか流れがあって、静かで淡々としていてカッコいいんです。

 

動作のポイントが決まっていて、キマッてます。

提供する時も、キッチリしている感じがしました。

 

なんでそういう風にするんだろうと考えたんですけど、たぶん「カッコいい」からです。

 

思えばバリスタのイメージといえば「カッコいい」みたいなところがあって、そういう動きのひとつひとつがお店の演出にも一役買っていることを考えると、仕事をする人の動きも大事なんだなーと思いました。

 

ここでは様々な「バリエーション・コーヒー」も飲めます。カクテルやラテなどたくさんあるのでいろんなコーヒーを楽しんでみたいという方は是非どうぞ。

 

今日はこの辺で。