vol.41 心地良い静けさ
こんにちは。
いきなりなんですけど、マザー2ってゲームを知ってますか?
あれに出てくる「ストイック・クラブ」っていう会員制の場所があって、入ると部屋の真ん中の少し上に「石」が置かれていて、会員はその「石」についてあれこれ哲学しているっていうちょっと変わった場所なんです。
そこのBGMとか流れている空気感が好きなんですけど、つい先日とあるカフェに入った時にそれっぽい音楽が流れていて「これはもしやソレ的なアレか」ってなったんですよね。
そのお店がこちらです。
「本の読める店」fuzkue、です。
「ストイック・クラブ」みたいな石は置いていないし、メニューも水だけ、なんてことはもちろんないんですが(笑)
それでも、ここの特徴である「本が読める」ために提供される静けさは、なにか似たような空気感があるんです。
「静かにしなければならないのだ!」という緊張感のある静けさとは違って、何というかうまく言えないんですが、「心地良い静けさ」を僕は感じたんです。
で、本当に本が読める環境なんですよね。お店の人ですら出す音は少ないくらいです。
お店の人が書いた文章を読んでいただければ分かるんですが、「本の読めるお店」でいるためのお約束というか、お願いというか、そうした「言葉」ではっきりと決められているからこそ約束された「自由」で、日本特有?の察する空気とはまた違う空気感とはこのことか、と納得しました。
書いた人は「長い」と表現されていた文章なんですが、僕は別に長いと思いませんでした。
むしろ面白く読んでいました。
あれだけの長文を「面白く読める」ようにしたお店の人の文章力がむしろスゴイです。
置いてある本も気になるものが随分あったのですが、今回僕が一番気になったポイントは「鶏ハムサンド」です(笑)。
僕は以前「ハムタサンド」というサンドイッチを発明したんですが、それにも鶏ハムが使われていて、個人的に「ちょっとこれはすごいんじゃないか」くらいに勝手に盛り上がっていたんです。
しかしfuzkueさんの「鶏ハムサンド」のレシピを見て「うわ!すげー!」と思って、これは食べに行かねば、ということで足を運んだ次第です。
で、実際に食べてみてですね、、、
やっぱ、すげー!
て、食べながら「静かに」興奮してました。鶏ハムの可能性に新たな地平が見えました、是非食べてみてほしいです。
おとなもこどもも、おねーさんも
今日はこの辺で。