トリしらべぇ。

いろんなところにアンテナを張って、情報の風をキャッチします。

vol28. YUKIWAのポットを使ってみたよ

感想:「重いっ!」

とこれだけだとネタにならないわ、せっかくの逸品にも申し訳ないこと山の如しなのでもう少しいろいろ書くとですね。

 

最大の特徴はお湯が「真っ直ぐ落ちる」ことです。これってやっぱ改めてすごいことだと思いました。ポットの「つる口」がウマい具合に曲がってないと出来ないし、さらに出口の形も下に傾き過ぎないからドボドボ落ちないのに、けっこう傾けてもまだ真っ直ぐ綺麗に落ちるし、持ち手に厚みがあって握りやすくてグリップの保持もしやすいし、重さが安定感を与えてくれたりと、まさに技術の賜物なわけですよ。実際にこの構造を質の上下はあれど他社製品も取り入れているものが多いのは、それだけ支持される理由があるからなのでしょう。

 

ただし、使いこなせれば、ですが。

 

使う側が慣れていないと、重さゆえの重量感や水流のコントロールもままならないわけで、しかもホントどこまで傾けても真っ直ぐなんですよ!「もうちょっと逸れてもいいんやで…」とか「もっと遠慮気味に出てもいいんやで?」とか、道具とお話してました(笑)。

 

この辺は某ネットショッピングのレビューでもわんさか出てくる感想ですネ。

 

それより重いし大きいけれど、ホーローのペリカンポットの方が僕にはまだ使った回数が多い分、「できそう感」があります。ちなみに祐天寺のキャラウェイさんも前は金属のポットだったのですが、数ヶ月前に行った際にはこのペリカンポットでした、しかもそれでも点滴みたいなポタポタした流れから細い流れまでスムーズにこなしてて、静かに綺麗に淹れてました。カッコよすぎてじぃっと観てしまいました、ハイそこキモイとか言わなーい。

 

余談ですが、一度に淹れる分量が多い繁華街にある系の昔ながらの喫茶店とかだと、もっと大きくて重いもの使うことあります。チョ―重かったですアレ。

僕はなんぼか練習せにゃならんぶきっちょな身ですけんど、質の良し悪しに関わらず、いろんな道具使えたら楽しいなとは思います。

 

あまり気にしないけど、やっぱりいろいろあって楽しい道具のお話、でした。