vol25.コーヒー体験
今回は、とある小さいけれど大きなイベントの舞台裏のお話。
先週末、「コーヒーを教えてほしい」という連絡が来て、長野県は青木村というところに行ってまいりました。
青木村は上田から8kmほど離れたところにあります。
夏のこの時期にしては涼しく、この時期は過ごしやすいところです。
さてさて、今回のお相手はなんと8才!ということで、自分なりに思案して、
「技術や知識を教えることも大事だけれど、目標を一つずつクリアする達成感や、頑張ったら次の何かに繋がるんだ」という素朴な体験を少しでもしてもらえたら、との想いがありました。
子どもにも分かりやすいように伝えるって、教える側からするととても難しい。
頭では分かっていても、実践するのはなかなか工夫の連続でした。
先ずはシンプルに一連の流れをいくつかのステップに分けて、その都度、必要最小限のことを「分かりやすく簡単に」伝える。
それができたら好きなシールをひとつ選んでもらう。
全部できてシールが埋まったらプレゼント、という成果式を取り入れることにしました。
イベントのサイズ感を意識して、手作り感満載のカードを作りました。
アイデアを出して、まとめたら後は目標まで一直線!
この準備の作業が楽しいんですねー。
デザインする、切る、描く、全ての工程に自分が携われて、それが形になることの素朴な大変さや楽しさを、体験できる貴重な時間となりました。
(写真上と下が今回作ったカードの表と裏です。)
ちなみに、今回のプレゼントは、使えるもの、ということで小さくて素敵なカップを用意しました。
引き続きその体験を日常レベルでできたら、ということで別の大きなサイズのカードも用意して、何か一つ出来たら残ったシールを張ってもらうことにしました。シールが埋まる楽しさが、うまいことモチベーションになってくれたらいいなと思います。
それでは今日はこの辺で。