トリしらべぇ。

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vol.11 画一化と特殊化のはざまで揺れ動く味覚の未来その5(緑茶にみるサードウェイヴ、あるいは特殊化の事例)

こんにちは

 

 さて、issaつながりということで、今回は緑茶に行ってみようと思います。

近所のカフェ「みせるま」さん(Mise Luma、もしくは見世流間)では静岡県牧之原市のお茶をプッシュしているようで、「つゆひかり」というのを飲ませていただきました。ヤバいウマかったです。恐らく僕のウマいもん喰い人生でこれほどはっきりと美味いと感じる緑茶は飲んだことがありません。まさにタイダルウェーブな衝撃!、緑茶のリバイアサンやー!くらいです、意味不明ですかそうですか。

 

 茶葉のお値段も50g1000円くらいで、一杯あたり5gで140ccをおおよその適正とした場合、さらに緑茶はそのまま2煎3煎淹れられて、栄養的にも3煎くらいまではほぼ変わらず、味でいうと、5煎くらいはいけるのではないか、とのことだったので、たくさん飲めることを考えるとむしろお得なのではないでしょうか。緑茶すごいな。

 湯温は60℃くらいが良いらしいです、それで二分待つとのこと。さらに水と氷で抽出する「水出し」や、おそらくゆっくり時間をかけて抽出するであろう「ウォータードリップ」もできるらしいので、冷温どちらも楽しめますね。

 

 そんな緑茶でありますが、コーヒー業界のようにある程度味が規格化されているのかと伺ったところ、どうもまた少し事情が違うようで。生産と加工の特定の結びつきが強く独自でやっていて、味などに関してはコーヒーのカッピングや焙煎のように特に足並みを揃えているような感じでもなさそうです。もちろん品評会などはあるようですが、この辺、日本特有のといったらいいのでしょうか。

 同じ品種でも違う名前で世間に出回っているものもあるというような状況になっているようです。また、無農薬ものの栽培も少ない?ようです。

 

 サードウェーブの流れもあるので、きっと僕が知らないだけで、もっと緑茶も色んな味があるのでしょう、新たなお茶への興味がムンムン湧いてきました。引き続き見つけていきたいと思います。

 

茶柱が 立ったんで 今日は この辺で(5・7・5調)。