トリしらべぇ。

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vol.4 コーヒーワークショップに参加してきました。

 こんにちは。

 10月中旬に練馬区江古田にある『喫茶PORT』さんのところにて、コーヒーワークショップに参加しました。今回のテーマは「コーヒーの劣化と保存」ということで、さまざまな保存状態と日数、焙煎度合いのコーヒー豆を飲み比べました。具体的には、保存は冷凍、冷蔵、常温の三種類、経過日数は一か月前、一週間前の二種類に焙煎と豆のままか挽いたものを加え、浅煎り6種、中煎り12種(豆と粉)、深煎り6種の計24検体をフレンチプレスで淹れて試飲しました。

 なんだか美味しんぼの一巻のごとく、山岡士郎みたいな人が突然来て豆腐と水を食べ比べて旨いだマズイだ言うみたいな展開になりやしないかと思ったのですが、単純な当てっことしてはこれがまぁ難しいこと。最初の浅煎りは比較的当たっていたのですが、中々どーして、他は皆さんも似たり寄ったりのようでした。ただ、24検体のうち、恐らく最も味や香りが落ちているであろうものは、皆さん比較的納得されていたようです、僕はひっそりと外していましたが。

 つまり、一番保存状態が悪いであろう常温、日数が一か月経過しており、既に粉になっているものです。皆さんの感想としては、「香りが薄い」、「味が悪い」、「舌に刺さるような感じがする」などなどでした。

 その他、豆の油が一番出やすい深煎りも、苦味という点ではそれほど分かりにくいところもあったものの、劣化により油が酸化したせいか、味が悪くなっているようでした。

 

普段、僕らはコーヒーが旨いだマズイだと言っているわけですが、いざ飲み比べてみるとなぜそうなのか分かることも、反面、分かりにくいこともあったりして面白いです、特に「まずいコーヒーって、じゃあなんだ?」となると、なかなか答えにくいですが、こうして比較すると、なるほど確かにそれなりに皆さん共通して感じるものはあるようでした。